【レシピ】「かぼちゃと夏野菜のエスカベッシュ」|「かぼちゃ」の豆知識

かぼちゃ  pumpkin
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簡単に作れてとても美味しい「かぼちゃ」を使ったエスカベッシュのレシピを紹介します。また、かぼちゃを扱うときのちょっとしたヒントや豆知識を記事後半で紹介していますので、よかったら最後まで御覧ください。


簡単、美味しいかぼちゃを使ったレシピの紹介

【レシピ】「かぼちゃと夏野菜のエスカベッシュ」

香ばしく焼いた夏野菜をアンチョビ風味のビネグレットで漬け込む夏に美味しいお惣菜です。

「かぼちゃと夏野菜のエスカベッシュ」  (4人前)
材料

・かぼちゃ1/4個
・玉ねぎ1/2個
・ピーマン3個
・ナス2本
・プチトマト8個
・ブラックオリーブ8個
・アンチョビフィレみじん切り2枚
・バルサミコ酢30cc
・エクストラヴァージンオリーブオイル100cc
・塩適量
・胡椒適量

作り方

▷① かぼちゃは5mm幅のスライス、玉ねぎはバラす、ピーマンは縦半分にして種を除く、ナスは縦に1/4カットで水に晒してアクを抜きます。

▷② ボールにアンチョビフィレとバルサミコ酢を入れエクストラヴァージンオリーブオイルをあわせ、塩と胡椒で味を整えます。

▷③ ①の野菜をオリーブオイル(分量外)を熱したフライパンでソテーしてください。

▷④ 火が通り、焼き色がついた野菜から順に②のボールに合わせます。材料がすべて焼き終わったらバットまたはタッパに移して、プチトマトとオリーブも加え冷蔵庫で冷やしてください。

▷⑤ 可能であれば半日以上漬け込んでからお召し上がりください。

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かぼちゃの扱い方に関するヒント

かぼちゃの目利き

かぼちゃを選ぶ際は、皮にハリ艶が有り、重く実がしまっている物でヘタがコルクのように枯れている物が良いです。実の熟し具合はヘタの周りで確認してください。ヘタの周りが凹んでいるものが完熟している目印になります。

かぼちゃの保存(カットあり、カットなし)

かぼちゃを保存する時は、切り分けてなく丸ごとの状態であれば、冷暗所で1〜2ヶ月保存が出来ます。カットしたかぼちゃは、ラップフィルムで包んで冷蔵庫で保存、なるべく早く調理してください。

かぼちゃを切り分け方

かぼちゃは実(皮)が硬いので出刃包丁などでしっかり体重をかけるように半分に切り分け、ヘタと種、ワタをスプーンなどを使って取り除きます。怪我などしないようにまな板の上で安定させてから切り分けてください。


かぼちゃの豆知識

かぼちゃは大きく3つに分類

日本では冬至に食べると1年病気をしないと言われるほど栄養価の高いかぼちゃは、カロテンやビタミンEによって血行改善に効果があり「冷え」や「肩こり」などに効きます。かぼちゃは大きく分けると3種類「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」があり、西洋かぼちゃは別名「栗かぼちゃ」とも呼ばれていて、日本かぼちゃに比べ栄養価が高いのが特徴です。カロテンに関しては西洋かぼちゃが日本かぼちゃの5倍も含んでいて糖分も多く含んでいるので味も濃くなります。

かぼちゃの英語名

「かぼちゃ」は “pumpkin” と訳すことが多いと思いますが、北米やイギリスで “pumpkin”といえば、ハロウィンの飾りなどで使われるオレンジ色の皮をした西洋かぼちゃのことです。
では、緑の皮の日本かぼちゃはなんと呼ぶのでしょう。これは国によって少し違うのですが、北米やイギリスで日本かぼちゃは “squash” と呼ばれています。
しかし、同じ日本かぼちゃでも、ニュージーランドやオーストラリアでは ”pumpkin” に分類され、さらに、同じかぼちゃでも品種を分けて呼ぶこともあるので、もっと名前が多いのかもしれません。

かぼちゃの産地(国内、国外)

かぼちゃは国内での主産地が北海道と鹿児島というところから考えても、日本列島のほぼ全体、日本全国で作られています。かぼちゃの輸入量ははニュージーランドが最も多く、アメリカやメキシコがこれに続きます。

かぼちゃの収穫〜流通時期

国内のかぼちゃは、露地物の収穫が7月〜10月で南方から順に収穫が始まり、北海道での収穫が10月初旬頃となります。
ただ、かぼちゃは保存生が良く輸入品があるので年中安定して流通しています。

「かぼちゃ」と「なんきん」名称の由来

日本かぼちゃと西洋かぼちゃでは原産地が違います。日本かぼちゃは中米大陸が原産地と考えられていて、ペルーで3000年前の出土品から痕跡が見つかっています。一方、西洋かぼちゃは南米原産と考えられ、日本への来歴は日本かぼちゃが16世紀中頃にポルトガルから日本へ伝わりました。この時の寄港地がカンボジアと南京だったことから「かぼちゃ」「なんきん」の名称で呼ばれるようになりました。西洋かぼちゃは19世紀中頃になってからアメリカから日本へ伝わりました。もう一つのペポかぼちゃは北米または中米原産で明治初年には日本に伝わっていたようです。
日本でもポピュラーな野菜で広く食べられていますが、西洋でもハロウィンなどでランタンになったり、飾り付けに使われたりと人々の生活に深く溶け込んでいる野菜です。

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