【オリーブ料理のレシピ】「ブラックオリーブのニース風カナッペ」

オリーブ olive
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オリーブの実は食用、搾油とヨーロッパの食や生活文化と切り離せない存在です。そんなオリーブを多く生産している南フランス、地中海沿岸の街ニースで食べられるような手軽なカナッペのレシピを紹介します。記事後半は今回の主役のオリーブについて豆知識等を紹介しています。よかったら最後まで御覧ください。


簡単、美味しいオリーブ料理のレシピ紹介

【レシピ】「ブラックオリーブのニース風カナッペ」

トマトとオリーブを合わせ、香ばしいパンの上にのせて仕上げるニース風のカナッペです。この料理は、家庭でも手軽に作れて、ちょっとお洒落なおつまみになります。

「ブラックオリーブのニース風カナッペ」  (4人前)
材料

・ライプオリーブ(黒)30個
・トマト2個
・シブレット(細いネギで代用可)4〜5本
・にんにく1片
・アンチョビフィレ4枚
・ケーパー32粒
・バケット(1cmスライス)16枚
・オリーブオイル適量
・塩適量
・胡椒適量

作り方

▷① スライスしたバケットにオリーブオイルを少量づつ塗りトーストした後、にんにくを1回づつこすりつけて香りを付けます。

▷② ライプオリーブ、アンチョビ、はみじん切り、シブレットは千切り、トマトはさいの目切りにしてボールで合わせて下さい。

▷③ ②のボールに塩と胡椒、オリーブオイルを使い、味を整えます。

▷④ ①のパンに③をのせケーパーを2粒づつのせて仕上げ完成です。


オリーブを使ったレシピの参考記事

オリーブに関する豆知識

オリーブは小さい卵の形の中心に種が一つ入っていてる果実で、実の色は薄い緑色から、熟していくにつれ徐々に色は黒く変わっていきます。世界のオリーブ産出量の90%以上は製油に使われているほど油を取るために使われることが多い植物です。ここではオリーブに関する豆知識を紹介していますので、よかったら御覧ください。

オリーブの栄養素とカロリー

オリーブは主な栄養素として、脂質、カリウム、カルシウム、ビタミンを含んでいて、オリーブのカロリーは100g当たり150kcalから200kcalになります。

オリーブは大きく2種類に分類出来ます

食用のオリーブには大きく分けて2種類あり1つは緑のオリーブ、これは熟す前に収穫したもの渋抜きを行い洗浄し引水に漬け込みます。もう一つが黒オリーブ、こちらは完熟してから収穫したもので渋抜きせずに塩水、または油に漬けて使用します。

流通しているオリーブの大半が加工済みです

オリーブの実は、基本的に保存食として缶詰や瓶詰めの状態で流通しています。一般に流通をするときは、塩水または油に漬けた状態となっているので保存性は高い食品です。

世界の主なオリーブ生産の地域

古くからオリーブは、地中海沿岸南、ヨーロッパの代表的な産物です。現在の主要な生産国はスペイン、イタリア、ギリシャ、フランスなど諸国の温暖な地域とアメリカのカリフォルニアなどの生産量が多く、スペインでは全農作物の内でオリーブが20%を占めるほど多くのオリーブを生産しています。
日本での生産は、小豆島が特産物として国内の生産量を多くを占めていますが、国内の使用量の大半は輸入のもので賄っています。

オリーブの収穫時期

収穫時期は品種にもよりますが、地中海沿岸の生産地ではグリーンオリーブは10月〜11月頃に収穫され、ブラックオリーブがその後の12月〜1月に完熟してから収穫となります。

オリーブは北アフリカから世界に広まった

オリーブの原産地は、北アフリカだと考えられています。少なくとも5000年前には地中海沿岸で栽培されていました。紀元前1250年頃にはユダヤ民族より栽培が推奨され、生産量が増えていきます。その後、新大陸発見後には南北アメリカに伝わり北米大陸でも大量に栽培、収穫されるようになりました。
日本に伝わったのは、秀吉の時代にスペイン国王から贈り物があり、その中にオリーブが入っていたといいますが、まだその時は栽培はされていなかったようです。日本での栽培が始まったのは19世紀中頃とされております。

ヨーロッパの生活や食に深く浸透しているオリーブ

オリーブの木は、平和の象徴として国連の旗にも葉や枝が描かれています。また、古代ギリシャでオリーブは、平和、秩序、自由、希望、純潔の象徴とされていました。戦いの勝者には月桂樹やオリーブの枝で作られた冠が送られ、旧約聖書にはノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの枝を持って帰ってきたと言う一節もあります。このように古くから親しまれたオリーブですが、特にヨーロッパの食文化、生活文化とは切っても切れない関係にあります。

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