【レシピ】「豚バラ肉のコンフィ」|コンフィの美味しい作り方とコツ

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豚バラ肉にハーブやにんにくの香りを染み込ませ、豚肉の香りや旨味をしっかり楽しめる料理、「豚バラ肉のコンフィ」の紹介です。基本的な作り方、さらに作り方のコツや使用する道具別のポイント、おすすめの付け合せなどの紹介です。


豚バラ肉のコンフィのレシピ

【レシピ】豚バラ肉のコンフィ

「豚バラ肉のコンフィ」  (4人前)  
材料

豚バラ肉(ブロック)500g
粗塩7g
にんにく(皮をむいて厚めのスライス)2片
タイム2枝
ローリエ1枚
ラード(加熱用)適量
蜂蜜50g
赤ワインビネガー10ml
生姜絞り汁10ml
シナモンパウダー1g

作り方 

豚バラ肉のコンフィ 作り方
  • step①
    豚バラ肉の下処理、漬け込み

    豚バラ肉は鍋に入る大きさに切り分けて粗塩、にんにくスライス、タイム、ローリエをまぶしつけラップなどで包み込んだ状態で一晩冷蔵庫で漬け込みます。

  • step②
    豚バラ肉を加熱する

    ①で漬け込んだ豚バラ肉を90℃に熱したラードに入れて、肉が柔らかくなるまで2時間程度加熱します。

    90℃を保つように注意して下さい。
  • step③
    豚バラ肉の加熱完了後(保存)

    2時間を目安に加熱して、豚バラ肉が柔らかくなったらその鍋のラードに入った状態で冷ましておきます。

    保存するときは容器を入れ替え、ラードに浸かった状態で保存して下さい。
  • step④
    豚バラ肉を焼く

    ラードから取り出した豚バラのコンフィを3cm幅に切り分け、フライパンで皮側から焼いてください。

    フライパンから油がはぜるので注意してください。
  • step⑤
    ソースを作る

    蜂蜜を鍋に入れ火にかけます。蜂蜜の温度が上がり泡が出てきたら赤ワインビネガーを加え焦げないようにひと煮立ちしたら、しょうが汁、シナモンパウダーを加えて更にひと煮立ちさせて火からおろします。

  • step⑥
    仕上げ

    焼き上がった豚バラ肉のコンフィを皿に盛り付け、⑤のソースを肉に塗るようにかけて完成です。

ラードがなければ、サラダオイルやオリーブオイルで作ることも出来ます。油の違いによって仕上がりの香りが変わってきます。下の項目でも紹介しますが、好みや状況に合わせてアレンジして下さい。

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コンフィの美味しい作り方・コツ

コンフィは、もともと保存食

コンフィとは豚、鵞鳥、鴨などの肉をそれ自身の脂で煮て、その脂に漬け込んで保存する保存食です。もともと古くから行われていた食物の保存方法の一つで、発祥はフランス南西部の各地方です。コンフィの用途は幅広く、コンフィメインで料理する場合もあれば、ガルビュールやカスレなど他の料理の材料の一つになることもあります。また、使う食材も家禽や豚にとどまらず、現在では野菜などを使うこともあります。

コンフィ作りのコツ|道具別〜90℃の保ち方

コンフィは加熱する脂の温度調整がポイントになりますが、90℃に1〜2時間保つのは簡単なことではありません。方法としては使う機材によって様々あります。方法によって適切な脂の量は多少変わりますが、あまり脂が少ないと温度を一定にすることが難しくなりますので注意してください。具体的な方法をいくつか紹介しますので、実際の器具と道具で可能な方法で作ってみてください。

鍋+ガスコンロ

コンロに大きな鍋で直火の弱火で温度計をさして温度が上がったら火を止め、下がったら再度火を点ける。これをこまめに繰り返す。※コンロの火口と鍋の間にものをかまして火と鍋の距離で温度調整行うこともありますが、危険なのでご家庭ではしないでください。

オーブン+オーブンに入れられる鍋

大きめのオーブンとそこに入る大きな鍋がある場合は、脂のの温度をコンロで火にかけ90℃まで上げた後、鍋にふたを下状態で100℃〜120℃に温めたオーブンに入れる。※温度設定はそのオーブンの特性によりますが中の脂が90℃を保つようにする。

高性能IHコンロ

90℃のような低温の温度調整が可能な高性能なIHがあればその機能を利用する。

鍋で湯煎+ガスコンロ

コンロと鍋を使うが火加減が思うように弱くできない場合は、コンフィーを作る鍋より大きな鍋を一つ用意してそこに湯を張り鍋を二重にして湯煎の状態で加熱してください。※中の鍋が直接湯煎鍋に触れないように網などを敷いて置くと湯の温度以上には上がらないです。

炊飯器

使っていない炊飯器の保温機能を使う料理も時々見かけますが、この場合は温度の設定が70℃前後の可能性があるので事前にお湯か何かで温度計測をしてみてください。90℃近くに出来るようなら可能です。

コンフィを煮るときに使用する脂について

コンフィに使用する脂は基本的に、食材になる肉の脂です。豚肉ならラード、鴨肉なら鴨脂、鵞鳥肉なら鵞鳥脂となります。但しこれはあくまでも基本的にはということで、家禽をや野鳥をコンフィにする場合は鵞鳥油を使うことが多いです。
コンフィを作り、全て食べたあとは使っていた脂をすぐに捨てるのではなく数回コンフィに使います。肉片などを濾し取った後、底の方に溜まった肉汁などを捨て、脂の部分を分けておきます。

コンフィのおすすめ付け合せ

コンフィを食べる場合に付け合わせによく登場するのは、シンプルなじゃがいも料理が多い気がします。特にピュレなどでしょうか。その他には、リンゴや梨のようなフルーツを甘さを控えたシロップでコンポートにした物と相性が良いです。また、レタスやトレビスといった葉物のサラダを添えても良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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