ケーパーとも呼ばれるケッパーの正体は何なのか?その見た目からも何なのかわからないと感じたことが有る方も多いのではないでしょうか。この記事では、ケッパーの紹介とケッパーを使った美味しい「ラヴィゴットソース」のレシピを紹介しています。日本では植物として馴染みのないものですが、意外と料理の中で使われているのがケッパーです。
簡単、美味しいケッパーを使ったレシピ紹介
【レシピ】「ラヴィゴットソース」
ラヴィゴットとは、フランス語で元気づけるという意味のラヴィゴテが語源です。ケッパーの他に香草や玉ねぎなどを使った、刺激のある酸味の効いたソースです。このソースはお肉を使ったオードブルなどと相性がよく、使い勝手が良いので、ぜひ一度お試しください。
「ラヴィゴットソース」 (4人前)
材料
・玉ねぎみじん切り | 30g |
・ミックスハーブみじん切り (パセリ10g、セルフィーユ10g、エストラゴン10g、浅葱10g) | 40g |
・ケッパー | 30g |
・フレンチマスタード | 10g |
・白ワインビネガー | 30cc |
・オリーブオイル | 100cc |
・塩 | 適量 |
・黒胡椒 | 適量 |
作り方
- step①ケッパーをカットする
ケッパーは軽く水気を切ってから粗目のみじん切りにします。
- step②ボールで材料をあわせていく
ボールに玉ねぎのみじん切り、ミックスハーブ、
ケッパーのみじん切り、マスタード、白ワインビネガーを入れます。
- step③オリーブオイルを加える
②のボールに軽く塩と胡椒を加え、泡立て器でよく混ぜながら
オリーブオイルを少量づつ合わせてください。
- step④仕上げ、完成
味をみて、塩味が足りない場合は、塩を加えて完成です。
ケッパー(ケーパー)の正体

ケッパーは花の蕾
ケッパーは、私達の手元に届くときはすでに、酢漬け又は塩水漬けの状態になっていると思います。日本では、基本的に生の状態のケッパーを見かけることは無いと思います。
ケッパーとは、東アジア原〜南ヨーロッパ産の植物フウチョウソウの蕾を食用にするものです。フウチョウソウは寒さに弱い植物なので、比較的温暖な地中海沿岸を中心に栽培されており、フランスではプロバンス地方の全域に生育しています。毎年9月ごろに、4枚の白い花びらが開き開花するのですが、開花する前に、蕾の状態で収穫して加工後に出荷されます。そのため、日本への流通は酢漬けにした状態で、ピクルスとして流通している物が大半です。
ケッパーがよく使われている料理
ケッパーはフランス料理で魚介から肉料理、臓物料理まで幅広く薬味として、ピクルスをそのまま、またはソースにして使われることが多いです。スモークサーモンやタルタルステーキに、必ずと言って良いほど添えてあるのを見ることができます。その他の有名な料理では、白身魚のムニエルに使われる焦がしバターのソース(ブールノワゼット)に使われています。

ケッパーを使ったレシピの参考記事
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