材料はたったの3つ!絶品「りんごのテリーヌ」レシピ紹介

りんごの画像 apple
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シンプルだからこそ難しい、そんな料理は世の中に数多くあります。今回紹介する「りんごのテリーヌ」もそんな料理のひとつです。材料は3つだけ!簡単そうですが、りんごの種類やスライスの厚さなどから、焼いているオーブンの温度や時間の微妙な調整で仕上がりが変わります。何度か作って美味しいバランスの微調整をしてみて下さい。


美味しいりんごのテリーヌレシピ紹介

アップルパイ りんご apple

【レシピ】「りんごのテリーヌ」

シンプルな材料で「りんご」をしっかり楽しむデザートです。ポイントは作ってからしっかり冷やし固めると同時に味をなじませ落ち着かせることです。好みで食べる前に電子レンジで温めても美味しいです。
また、アイスクリームやホイップクリームとの相性が良いので、アイスクリームがあれば、添えて楽しんでみて下さい。

「りんごのテリーヌ」  (4人前)
材料                      

りんご
(酸味のある品種が好ましい)
2個
砂糖 150g
無塩バター50g

作り方

▷① りんごは皮を剥き、縦半分に切り分けて芯を除きます。それを5mmにスライスして下さい。

▷② バターは5mmのサイコロ状に切り一旦冷蔵庫に冷やしておきます。

▷③ 砂糖が十分湿る水(分量外)を鍋で火にかけ、キャラメルを作ります。 
(※キャラメル味のキャンディなどを袋に入れて叩いて砕いたものを使っても大丈夫です。)

▷④ 耐熱の容器にクッキングペーパーをしきます。そこに③のキャラメルの1/4を流します。

▷⑤ ④の型に①のりんごのスライスの1/3を敷き詰めます。(重ねていきますが、できるだけ同じ厚みになるようにして下さい。)

▷⑥ ⑤のりんごの上に②のバターの1/3を散らします。

▷⑦ ④〜⑥の工程をあと2回行い、最後にキャラメルの残りをかけます。(キャラメル→りんご→バター→キャラメル→りんご→バター→キャラメル→りんご→バター→キャラメルの順番で材料を使い切って下さい)

▷⑧ すべて容器に入ったら170℃のオーブンで1時間を目安に焼きます。(途中表面が焦げそうならアルミホイルなどでカバーして下さい。) 

▷⑨ 全体に火が通り、りんごがキャラメル色になったらオーブンから出します。

▷⑩ テリーヌの形をきれいにするための重しをのせて、固めながら冷やします。冷え固まったら一晩冷蔵庫に保管して下さい。翌日、耐熱容器から外し完成です。お好みの大きさに切り分けて下さい。

りんご畑
収穫イメージ
apple

「りんご」を使ったその他のレシピ


りんごの扱い方のコツや豆知識

りんごは、多くの人から様々な形で愛され楽しまれている果物です。ランチにまるかじりしたり、サラダに合わせたり、チーズとの組み合わせ、ナッツやシナモンなどのスパイスとも相性がいいです。デザートやサラダ以外でもりんごをローストして肉料理の付け合せなどにもよく登場します。

「りんご」には抗酸化作用があります

りんごにはビタミンや食物繊維、カリウムなどミネラルも豊富で、ポリフェノールなども含んでいることから、抗酸化作用があり疲労回復や老化防止も期待できるので、いろんな場面で食べてください。りんごは丸かぶりで皮ごと食すこともありますが、皮をむいて使うことのほうが多いのではないでしょうか。皮をむいて切り分けると断面から変色してきますので、塩水またはレモン水につけて変色を防いで下さい。

保存のときは「りんご」が出すエチレンガスに注意

りんごは基本的に常温で保存できます。暑い時期などは冷蔵保存で構わないですが、他の物の匂いを吸収しやすいので注意が必要です。また、りんごはエチレンガスを出すので他の野菜や果物の熟成を早めてしまう作用が有ります。キウイなどエチレンガスを出さないものと一緒に保存すれば熟成の助けになりますが、必要以上に周りの野菜を熟成させないように気を付けて保存する必要があります。

「りんご」を見た目で選ぶコツ

りんごを選ぶとき一般的な品種では、肩や尻の凹凸が大きいものが良いとされます。基本的には熟すほど色が濃くなります。また、用途別の使い分けですが、生食の場合は糖度が高くて甘い品種、加熱調理に使う場合は酸味の有る品種を選ぶと美味しく使うことができます。

「りんご」は国産が多く流通しています

りんごは、青森県、岩手県、長野県などが日本での主要産地となっています。世界ではアメリカの生産量が多く、フランス、イタリア、スペインと続きます。季節にもよりますが、日本では主に国内産が流通の多くを占めています。りんごの旬は日本では基本的に9月〜11月です。

「りんご」は最も古くから栽培された果樹のひとつ

西洋ではアダムとイブ、ウィリアム・テル、ニュートンなど古くからりんごが登場する逸話が多くあります。宗教的には人類の始まりに禁断の果実として登場するなど古くから人類と多くの関わりがある果実の一つではないでしょうか。人類が食した最古のフルーツとも言われ約8000年前からの人類との関わりがある果物のひとつです。
りんごが日本へ伝わったのは、平安中期のことです。早くから伝来はしていたものの、りんごを食用として栽培に成功したのは、明治に入ってからのこととなります。

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